青年経営者部会について

会長基本方針

岐阜県経営者協会 青年経営者部会
会長 伴 幸洋

今こそ「人が活きる」日本型経営を磨いていこう!

 我が国の経済は、コロナ禍の影響から脱した後、企業収益が過去最高を更新し、設備投資も 33 年ぶりに 100 兆円を超えるなど企業経済が堅調さを維持しており、基調として緩やかな回復が続いています。しかしながら、我々中小企業の大多数はその実感を得ておらず、原価上昇の価格転嫁や賃上げの期待など様々な課題が山積しており、このままいくと国内大企業や海外企業との格差は広がるばかりです。だからこそ、今後の日本経済を担うキーパーソンは、山積する課題を一つひとつ解決し、不安定要素で変動する国内・国際情勢に柔軟に対応しながら、新たな企業価値を創造できる企業であり、我々中小企業は今まさにその正念場にあります。

 私自身の経営を省みると、数年前までは安定経営を念頭に置き、年功序列や終身雇用など長期的な信頼関係を築くスタイルで取組んできましたが、このままでは企業成長や組織変革のスピードが遅く、競争力を維持することが困難なため経営スタイルを改革しました。変化の激しい現代の社会情勢に対応するためには、経営者のぶれない理念を基としながらもトップダウンではなく、組織・チームの迅速な意思決定できる仕組みや柔軟な改革、社員との信頼関係と厳しさとのバランスも求められます。さらに、多様性やエンゲージメントが世界的に重要視される中、「一人ひとりが最大限に活きる視点」を、思いやりを持って取り入れることが持続的な企業成長には欠かせません。このような「人が活きる」日本型経営を磨くことで、世界に誇れる日本企業の魅力を創り出しましょう。

 本年度、私たち岐阜県経営者協会青年経営者部会は、「人が活きる」をテーマに掲げ、会員一人ひとりが大いに学び、活き活きと活動し、多くの仲間づくりができる経営者団体を目指します。そして、ここで得たものを最大限自社にフィードバックし企業の成長につなげます。また、組織が末永く発展するために会員拡大を目指していくと共に、ジェンダーの分け隔てなく活動できる組織風土づくりに取り組みます。そして、委員会活動を今まで以上に活性化させて、会員一人ひとりが主役になれる機会をつくり青年経営者部会の魅力を広く発信することで「人が活きる」組織の好循環をつくりましょう。

 私は組織の大黒柱となれるようなリーダーシップを発揮すると共に、皆さんの話に耳を傾け、強く、優しく、思いやりをもって活動してまいりますので、どうか一年間、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

組織図

令和7年度役員一覧(敬称略)

当会役職氏名会社名役職名
会長伴 幸洋㈱伴電気商会代表取締役
直前会長篠田 剛史㈱ハシマシート工業代表取締役
監事土屋 雅裕㈱養本社代表取締役
監事笠原 幸治㈲笠原商事代表取締役
常任顧問西澤 征平㈱保険のハイタッチ代表取締役
副会長(総務・広報担当)小森 常宏㈱ドゥメンテックス代表取締役社長
副会長(会員交流・会員拡大担当)篠田 修司㈱川甚代表取締役社長
副会長(例会・研修担当)佐々木 正太郎㈲システム電設代表取締役
副会長(国際担当)林 芳弘日建ホールディングス㈱代表取締役
総務委員長平野 裕司 ヒーローコンサルティング㈱代表取締役
広報委員長林 孝拓ユニオンスポーツ㈱
会員交流委員長森山 雅紀セイラン㈱代表取締役
会員拡大委員長三輪 哲久スマートツール㈱代表取締役
例会委員長小野 慶太㈱興栄コンサルタント代表取締役社長
研修委員長吉村 敏久㈲エイ・エス・ピー設備代表取締役社長
国際委員長千賀 英輝㈱千賀代表取締役社長

→委員長基本方針

岐阜県経営者協会青年経営者部会とは

 岐阜県経営者協会青年経営者部会(本部会)は、岐阜県経営者協会の傘下の部会として、若手経営者や次世代リーダーが集まり、企業経営や人事労務などに関する知識や経験を共有し、地域社会の発展に貢献することを目的としています。本部会では、定期的に勉強会や交流会を開催し、メンバー同士のネットワークを強化し、経営課題の解決に取り組んでいます。

目的

 本部会は、経営・経済の諸問題を研究し、明日をになう青年経営者の能力開発と相互の交流をはかることにより、企業の安定成長ならびに地域経済社会の発展に寄与することを目的とする。

事業内容

  1.  部会員の相互啓発・共同研究
  2.    講師招聘による研究討議
  3.    政財界人との懇談
  4.    優秀事業所の視察
  5.    他府県青年経営者との懇談
  6.    国内外経済事情の視察
  7.    経営者協会事業への積極参加
  8.    その他、目的達成に必要な事業(※規約より)
→岐阜県経営者協会青年経営者部会 規約
→岐阜県経営者協会とは(岐阜県経営者協会サイト)